2017.11.30
からすみ
和久特製からすみが、出来上がりました。
からすみは、今年の始めにもお出しし、皆さまより大変ご好評頂いております。
ボラのメスの卵巣を塩漬けし、乾燥させたものが「カラスミ」です。カラスミは、塩ウニ、このわたとともに、江戸時代から三大珍味と呼ばれています。
カラスミは、古くからギリシャやエジプトでつくられていました。日本には、安土桃山時代に、中国(明)から長崎に伝来したといわれているようです。
カラスミの名は、一説には肥前国の名護屋城(現在の佐賀県唐津市)を訪れた豊臣秀吉が、これは何かと長崎代官・鍋島信正に尋ねたところ、洒落で「唐墨」と答えたことに由来するともいわれています。形が中国伝来の墨「唐墨」に似ていたことからカラスミとなったというのが定説です。
酒飲みの肴の感がとても強いですが、成人病や老化予防に
大変有効で、美味しく食べて体に良いので、お酒好きにはありがたい話ですね。
料理長曰く、当店のからすみのポイントは鎌倉の風が仕上げてくれたそうです!(笑)
是非こだわりのからすみ、お召し上がりください。