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2018.3.8

唎酒会

昨日、(株)花山社主催の唎酒会に参加してまいりました。

21の酒蔵が出店してる唎酒会で、沢山のお酒を試させて頂きました。

初めて飲む日本酒などを知る良い機会となり、また、お酒を作る際に使われる「仕込み水」も和らぎ水として、飲むことができ、良いお酒は良い水で出来てるんだなと、実体験し知ることができました。

日本酒と水の関係について調べてみましたが、日本酒は水と米が主原料で、成分の80%近くが水です。つまり、おいしいお酒をつくるためには、何よりも良い米と良い水が必要不可欠。

お米のおいしさも水に左右されますから、日本酒のおいしさの真髄は、まさに水にあるといっても過言ではありません。

日本酒の製法の中で、とくに水とのかかわりが多いのは、まず「洗米」。

「精米」された米を蒸す前に洗いますが、米の表面をたくさん削っている場合は洗米をすると米が水をたくさん吸い込みます。

まずはこの時点で水の影響を受けるのです。

洗米し蒸された米は、一部を「麹米(こうじまい)」(米のでんぷんを糖に変えてくれる)に、一部を「酒母(しゅぼ)」(酵母の集まりのことで糖をアルコールに変えてくれる)に割り当てます。「酒母」造りにも水の成分が影響されます。

水に含まれるミネラル分が酵母の働きを助けてくれるからです。

良質の「麹米」と元気な「酒母」に、さらに蒸し米と水を3回に分けゆっくり丁寧に加え(三段仕込み)「もろみ」を造ります。

ここでも水の違いによって酒の味が変わる瞬間でもあります。

たとえば、軟水ならば優しい味わいの滑らかな酒に、硬水ならば骨格のしっかりした濃い酒に仕上がるという具合です。

十分に発酵が進んだら「もろみ」を絞り「清酒」と「酒粕」に分けます。この時の酒は「原酒」です。

これに「割水」としてさらに水を加え味わいやアルコールの調整をします。ここでも水が重要です。

もっとも嫌われるのは、酒の色や味を壊してしまう水の中の「鉄分」。酒造りにかかわる仕込み水は鉄分のない清らかな水が必要とされるのです。

「割水」をし必要に応じて「火入れ」「濾過」を行い、「瓶詰め」され商品化されます。

場合によっては「熟成」をしますが、熟成によってアルコールと水の分子が溶け合ってよりまろやかに楽しめます。

約2000年前から日本人が取り組んできた酒造りは水文化の賜物といえるのです。

お米のおいしさも水に左右されますから、日本酒のおいしさの真髄は、まさに水にあるといっても過言でもないですね。

今後、料理や白米と合わせて日本酒のラインナップもパワーアップして参りますので、入荷次第お知らせさせて頂きます!

暖かくなってきたら鎌倉散策と合わせて、ご予約お待ちしております。

当店、個室が3部屋御座いますので、女子旅、大人数ご利用もでも勿論大歓迎でございます。

(個室のご利用の場合は、おっしゃっていただければ、日本酒も4合瓶でのご提供も可能でございます!)

 

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